追悼
2010年4月3日スペイン時間10:10、近代ギターの開祖、アントニオ・デ・トーレスのひ孫、フアン・フランシスコ・サルバドール・ヒメネス氏が地元南スペイン・アルメリア市で癌のため亡くなりました。享年64歳。私は生産台数僅少の氏のギターを遂に所有することはありませんでしたが、氏とは、ギターを越えて、人生を語りあった仲でした。氏に名前だけの名誉顧問と推薦文をレオーナのためにお願いし、正に、この場所に顔写真と共に掲載しようとしていたその矢先でした。
また、本来なら、氏のギターがメインとなる予定でした。曾祖父のアントニオ・デ・トーレスの最も良くなるギターは、当時の愛好家から、Leona:レオーナ(雌ライオン)と呼ばれ、スペインギター振興会レオーナの名称もここから拝借しています。今後共、氏の意思を継承し、スペインギター文化を日本に伝えて生きたいと願っています。代表:大道正樹(故マヌエル・カーノ師”来日公演4度”門下)
※以上、セファルディの前身、店長のスペイン・グラナダ時代の日本向け店舗、スペインギター振興会レオーナ時代(スペイン,グラナダ,1998~2013年)のサイト冒頭の追悼文を続けて掲載しています。
- «
- <
- 1
- >
- »