スペイン・セビージャ県のオリーブ畑に囲まれた片田舎で、黙々とギター作りに励む、孤高の製作家フランシスコ・サンチェス。趣味でギターを作っていた大工の父から、少年期に手ほどきを受けた以外、全くの独学。生涯目にした5本のマルセロ・バルベロ一世のギター(クラシック1&フラメンコ4本)に感銘を受け、表面板や力木など、その工法を多いに取り入れ、ハカランダ、ローズ、糸杉はもちろん、更なる研究のため、ギターには無縁の様々な木材での製作にも、積極的に取り組んでいます。
アベバイはアフリカ産マホガ二科の木。サンチェス氏独特の重量僅か15gのニトロ塗装(手塗り&ピストル)を通して、聴く人の心に甘く乾いて、透き通った独特の音色を織り上げて行きます。清涼感と言う新しい概念をクラシックギターに求めた力作です。
(((音源))) 必ずパソコンメールにて、[件名:"FSA"の音源希望][本文:ご意見ご質問など]お知らせの上、≪sefardi_guitarra@adagio.ocn.ne.jp≫までお送り下さい。折り返しお送りします。