スペイン・セビージャ県のオリーブ畑に囲まれた片田舎で、黙々とギター作りに励む孤高の製作家、フランシスコ・サンチェス。趣味でギターを作っていた大工の父から、少年期に手ほどきを受けた以外、全くの独学。生涯目にした5本のマルセロ・バルベロ一世のギター(クラシック1&フラメンコ4本)に感銘を受け、表面板や力木など、その工法を多いに取り入れ、ハカランダ、ロ-ズ、糸杉はもちろん、更なる研究のため、通常ギターには無縁の様々な木材での製作にも、積極的に取り組んでいます。
ハトバ(jatoba)はスペインでは住宅の床に使われる非常に硬い木。これだけ硬ければ、必ず良いフラメンコギターが出来るとの、大工ならではの目の付け所です。
おそらく、世界初のハトバ材フラメンコギターはシャリーンと鋭く軽く、しかも、硬く芯のある独特の音質です。
※近年、氏はBarcelonaのSolera Flamencaの専属顧問となり、ギター製作だけでなく、ギター製作マスターコース講師、古楽器修復も行うマエストロ(マスター)となり、価格もかなり高騰して来ています。以前の様に安価では供給出来ませんが、スペイン国内と同じ料金でご紹介します。
(((音源))) 必ずパソコンメールにて、[件名:"FSja"の音源希望][本文:ご意見ご質問など]お知らせの上、≪sefardi_guitarra@adagio.ocn.ne.jp≫までお送り下さい。折り返しお送りします。