③ギター料金の相違と是非
多くのギター愛好家は、見栄え、メ-カ-の有名無名、予算に似合った値札、そして、商売文句ではないかと、半ば疑いながら聞く店員さんのアドバイスを頼りに、戸惑いながらギターを選んでいるのが実情ではないでしょうか? 巷の商業主義に翻弄されないためにも、ギターについての最低限の知識と客観的な価値判断の基準を持つことは大切です。主観は客観あってこその主観のはずです。
セファルディは、単に、スペインギターの販売だけではなく、振興会として、ギターの一般的基礎知識を世に知らしめることも使命だと考えます。ギターは最後は耳で利くべきですが、そのためにも、以下4項目を熟読され、ギターとその作り、それに応じた料金、そして、肝心の音色がその料金に応じたものかどうかを吟味する目と耳もまた、養って下さい。
ギターの上手い人はギターについての知識もあるものです。一見、ギター演奏とは無関係に思える、普段は使わないこの引き出しを備えることもまた、演奏の引き出しの奥行きと幅を間接的に、しかし、確実に広げてくれます。
ギター一般、そして、特に、スペインギターの観点から、徹底的に検証してみましょう。